【レビュー】『デキる猫は今日も憂鬱』 おすすめマンガ! 2023年アニメ化決定! 

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イントロダクション

タイトル:デキる猫は今日も憂鬱
出版社:講談社
著者:山田ヒツジ

仕事以外の生活能力が壊滅的な28歳のOL福澤幸来(サク)と、家事万能の猫諭吉(ゆきち)の日常を描いた4コマ&ショートコメディーです。

『デキる猫は今日も憂鬱』 2023年 TVアニメ放送決定!!
2018年から『水曜日のシリウス』にて連載開始。
「全国書店員が選んだおすすめコミック2020」11位。
「次にくるマンガ大賞2020」Webマンガ部門18位。

私とこの作品との出会いは「月刊シリウス」への掲載でした。
はじめて読んだ時から面白いと思い毎月を楽しみにしていましたが「月刊シリウス」に全缶(この作品は、話数を1缶め、2缶め…と数えます)掲載されているわけではないことを知ってコミックスを全巻購入しました。
疲れたときに、この漫画を読むと本当に癒されます。
アニメ化が決定したこともあり、ぜひ紹介したいと思いました。

オススメしたい人

  • 猫好きな人
  • 4コマまんがが好きな人
  • 癒しを求めている人

どんなストーリー?

この作品は、仕事はできるがそれ以外の生活能力がゼロのOL「サク」と、料理、洗濯、掃除等のあらゆる家事を完璧にこなす大きめな猫「諭吉」の1人と1匹の暮らしを描く日常4コマ&ショートコメディーです。

諭吉は、サクのことを心配し、時には厳しく、時には甘やかしてくれる理想の同居猫です。
サクは、諭吉に対してとても優しくて、感謝の気持ちを忘れない、素直で明るい女性です。

物語は、時に諭吉を中心に、時にサクを中心に巻き起こる騒動(割合的にサクを中心にしたものが多い)を通してサクの家族、同僚、友人たちとの関係を笑いあり、癒しあり、感動ありで描かれながら進行していきます。

何故、猫である諭吉は、人間の言葉を理解し、家事をこなすのか。
そして、何故、こんなに大きく育ったのか、何故、二足歩行できるのか。
その理由についても物語が進むにつれて徐々に描かれていきます。

現時点の最新巻(7巻)まで読んだ感想

とにかく癒されます。
日曜日の夜にサクが「仕事に行きたくない~」となっている姿がまさに自分にリンクして見えてしまいます。
そんなサクは諭吉の癒しの術中にはまって月曜日にはちゃんと出社できるわけですが、その様を見ていると私も一緒に癒されて月曜日を頑張れそうな気持ちになります。

この作品の良さをテキストで伝えきれない自分の文才の無さが悔しいです。
それでもアフィリエイトリンクの画像と合わせて少しでも魅力が伝わってくれたら嬉しいです。
この画像ではよくわからないと思いますが、サクは美人です(しかも家事以外有能)。
諭吉の存在故に誤解もあるのですが、男性社員からとても人気があります。
悲しいことに事情があって自分が有能であることを含めてサク本人はまったく気づいていません。
この作品は、ほのぼのとした日常を描くもので一見するとライトな話ですが、話が進むにつれてサクは背景があるキャラクターであることがわかります。
普段は忘れがちになりますが、その設定があることにより、ふとした時に些細な日常の大切さを感じることができるのも、この作品の魅力の1つです。
サクの存在が諭吉を引き立て、諭吉の存在がサクを引き立てるという、この1人と1匹のコンビでなければ出せない味わいがあります。
ただの「猫が家事をしてくれる物語」ではないのです。

また、諭吉の匠の域に達する家事スキルが勉強になることもあります。
諭吉が作るごはんもその1つです。
作中で、サクがどれもすごく美味しそうに食べているので、見ているこちらも「食べてみたい!」と思ってしまいます。
そんな「諭吉ごはん」は、公式レシピBOOKとなって発売されています。
次の画像のとおり、見た目もすごくかわいく女子力高い仕上がりです。
作中では仲の良い同僚から
「福澤のそのお弁当って女子力アピールなの?今日もすごいなホント」
「実はめちゃくちゃハイスぺ婚狙ってたりします?」
と真剣に聞かれてしまうレベルです。

4コマで読める読みやすさも、この作品の優しい内容にとても合っていると思います。
「デキる猫は今日も憂鬱」の心温まる物語は、きっと読む人を優しい気持ちにしてくれます。
まだこの作品を読んだことがなければ、ぜひ一度触れてみて欲しいと思います。
読めば、あなたも諭吉のようなデキる猫が欲しくなること間違いありません。

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