【要約】『ぼくが失敗から学んだネット副業術』副業全般に役立つ元放送作家が教えるライティング技術

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タイトルぼくが失敗から学んだネット副業術
Kindle、note、ブログ、SNSに効く!手堅く月10万稼ぐコツ
2023年1月31日 初版第1刷発刊
発行所PHP研究所
著者ミツ
現在、Kindle作家、コンテンツクリエーターとして活躍中

成果には、失敗も含まれると言います。
何故なら失敗は、成功するための大切な道しるべとなるからです。
しかし、自分が失敗するのはやっぱり怖いですよね。
しかも、致命傷を負ったら再起不能です。
そのため、他者が失敗から得た教訓を安全地帯から学べることは、とても価値があることだと思います。
惜しみなく公開してくれた著者に感謝しつつ、手にすることにした一冊です。

オススメしたい人

  • 「本業一本」に限界を感じ始めた人
  • ライティングの技術を学びたい人
  • ネット副業をこれから始めたいと思っている人
  • ネット副業を始めてみたものの上手く成果が出ていない人

※ 本書で扱う「ネット副業」の定義

それは、Kindleやnote、ブログにYoutube、または音声配信ができるスタンドエフエムや、知識共有プラットフォームのBrainなど、主にネットを使って、自分が作った記事・原稿・動画のようなコンテンツで収益を上げる副業を指します。

※本記事でも同様の定義で使用します。

学べること

どんな副業においてもライティングが基盤となります。
しかし、放送作家の経験を持つ著者曰く「読みやすい文章を書ける人は少ない」そうです。
ここでは、多くの人気番組に携わった元放送作家の著者が教えるライティングの技術に注目して簡単にまとめています。

本書は、副業初心者にも優しい内容で役立つ技術を伝授してくれます。
すべてを知りたい人は、本書を購入して読んでいただくことをオススメします。

文章「圧」を調整する

文章の一行目を短くします。
人間は、一行目が長い文書を見ると読む気が失せてしまうためです。
著者は、文章の読みづらさを「文章の圧が高い」と表現しています。

次の文を見てください。

※これは、私のイメージです。本書には別の例が掲載されています。

この文章には
読みやすくするヒミツがあります。

一行目の文字数を二行目より少なくしています。
その理由は、一行目を短くすることで、その後に続く文章を読みやすくするためです。
この技術は、縦書きの文章にも応用することができます。
文法を守って書いても読者に読まれなければ意味がありません。

「見出し」を使って読者の離脱を防ぐ

「見出し」には、重要な役割があります。
「見出し」を上手く使うと、読者が文章の途中で離脱してしまうことを防ぐことができます。

  • あらかじめ話のテーマを知ってもらうことで、読者が内容を見失うことを防ぐ。
  • 「もうちょっと読んでみるか」と思ってもらう工夫ができる。

章ごとのタイトル以外にも、文章に時々、太字で打ち込むことも効果的です。
見出しの文言で読者を引き留めて「もうちょと読んでみるか」がずっと続くように工夫します。
書き手は、一行一行「常に試されている」という意識をもって書かなければなりません。

接続詞をなるべく使わない

文字が多い文は、読みづらいです。
一文は、1 ~ 2 秒で読める長さにしましょう。
「だが」「しかし」「そして」「すると」という言葉は、なるべく使わない方が良いです。
長い文章も、短く区切って短くなるように加工しましょう。

次の文を見てください。

※これは、私のイメージです。本書には別の例が掲載されています。

「今日は、いい天気なので、久しぶりに二人で出かけて、そして、帰りに買い物してこようね。」

これを次のように短く加工します。

※これは、私のイメージです。本書には別の例が掲載されています。

  1. 「今日は、いい天気♪」
  2. 「久しぶりに二人で出かけましょう!」
  3. 「帰りに買い物してこようね。」

同じ内容ですが、加工後の方が読みやすくなっていませんか?
「。」だけでなく「!」等の記号を使うと効果的です。
書きながら「長い文だな」と感じたら切るクセをつけましょう。

カタカナの「チカラ」

文章は、ぱっと見の印象がすべてです。
漢字が多い文章は、読む気が起きません。
漢字の「圧」を減らすためには、カタカナの力を借りると効果的です。
漢字とひらがなが混ざった文章の中で使うと意外と不自然になりません。
「読むのが疲れる文章だな」と思ったら、多少強引でも漢字をカタカナで表現してみましょう。

半角スペースで読みやすく

名前や肩書で漢字が連続する文は読みにくいですよね。
例えば「大谷翔平」。
これを「大谷 翔平」と変更します。
「大谷」と「翔平」の間に半角スペースを入れると読みやすくなります。
他にも「まぁまぁあるじゃないですか?」という文。
これを「まぁまぁ あるじゃないですか?」と変えます。
読みやすくなりましたよね?
言葉と言葉の区切りがわかりにくい文も 区切りに半角スペースを使うことで読むストレスを軽減することができます。

理由と謎で作られた物語

理由と謎は、魅力的。
理由と謎が魅力的であればあるほど読者は文章から離脱できなくなります。
あなたの身の回りにある「気になる理由」を探してみてください。
うまく膨らませて物語を作ることができれば、多少ライティングが下手でも、おもしろい小説だって書けるかもしれません。

読んだ感想

本書を読むことで、多くの初心者が抱く「迷い」「悩み」を予め知ることができます。
また、そこから生まれる「行動」を予め知ることができます。
その「行動」の先で待ち構える「失敗」を予め知ることができます。
予め「知る」ことにより、その「失敗」を回避することができます。
そのため、かなりの時間を節約するこに繋がります。
節約できた時間は「自分ならではの挑戦」をする時間に充てることができるはずです。
実際、私もブログを始めたばかりの初心者なので本書の内容は大変役に立ちました。
できれば、もう少し早く出会えていたら良かったと思いました。

ライティングの技術について
正直、これまで公開した記事は、ライティングの技術のことはあまり気にしていませんでした。
もちろん、我流ですが読みやすい文章を心掛けてきたつもりです。
しかし、ライティング技術のことを知っていれば、もっと良い記事になっていたかもしれません。
そう思って、今回はライティングの技術について注目してまとめさせていただきました。

本書には、他にもSNSの活用法やメンタル面で役立つことなども書かれています。
本書を「ネット副業を始めようと思う人がまず読むべき一冊」としてオススメしたいと思います。

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