【要約】『年間100万円の配当金が入ってくる最高の株式投資』究極の不労所得!お金のなる木を手に入れる!

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タイトル年間100万円の配当金が入ってくる最高の株式投資
お金がお金を生み続けるすごい仕組み
2023年1月1日 初版発行
発行所クロスメディア・パブリッシング
著者配当太郎
投資家。Twitterのフォロワーは7万5000人超。
毎日、配当株投資に関する情報を発信している。

日本人の平均年収は、この30年間ほとんど変わっていません。
加えて国民負担率は高く国民所得の約半分を占めている現状です。
今後、国民負担率はさらに上昇していく可能性があります。
私たちは、自分の身は自分で守る手段を身につけていく必要があります。
そのため、お金の勉強は、今後ますます重要になっていくと思います。
本業以外で生活を支える確固なる何かを作り出したい。
そんな風に考えていたところ書店で本書と出会いました。
単純ですが「年間100万円の配当金」という言葉に惹かれ、手にすることにした一冊です。

オススメしたい人

  • 定期的な現金収入を必要とする人
  • 将来のお金のために資産形成をしたい人
  • 株式市場の長期的な成長に興味がある人
  • 株式投資をはじめたばかりの初心者

学べること

配当株とは、株主に対して企業が利益を分配するための株式のことです。
配当金は、支払われる回数も企業によって異なり、ほとんどが年1回か年2回です。

この記事では、本書が教えてくれる配当株投資の魅力や効率的な進め方を簡単にまとめてお伝えします。
本書は、初心者にもわかりやすく非常に丁寧に書かれています。
株式投資をはじめてから利益を出し続けるための秘訣をしっかりと伝授してくれます。

配当株投資に興味をもった人は、本書を購入して読んでいただくことをオススメします。

配当株投資

株式投資で利益を得る方法は大きく分けて2つのアプローチがあります。

  • キャピタルゲイン
    購入した株が買った時よりも高値になった時に売ることで利益を得る投資法です。
    株価が上がると利益を得られますが、下がると損失が出ます。
  • インカムゲイン
    企業が利益の中から株主に分配する「配当金」によって利益を得る投資法です。
    株式を保有することで定期的な収入が得られます。

本書では、配当金を主な目的とした株式投資法を「配当株投資」と呼びます。

配当株投資の魅力

【魅力①】企業が利益を上げ続ければ、半永久的に配当金が得られる
持ち株を売却して差益を稼ぐ必要はありません。
投資先の企業が稼いでくれれば、自分は株を持っているだけで配当金を得ることができます。

【魅力②】企業の利益が上がると、配当金も増える
投資先の企業が利益を上げ続けて増配を続けてくれれば、配当金もドンドン増えていきます。

【魅力③】株価や市場の動向に影響されない
株価や市場の動向を過激に意識する必要がありません。
世の中の景気が良くない時ほど「配当金がある」という心強さを実感できます。

【魅力④】給料以外に安定した収入を確保できる
企業は「このくらいは株主の方に還元しますよ」という配当予想を出してくれます。
1年間に得られる配当金の見通しが立てることができるため

【魅力⑤】配当金は自由に活用することが可能
配当金を遣っても持っている株を手放して株数が減るわけではありません。
食事をしたり旅行にいったり好きなことに遣うことができます。
金銭的に余裕があるならば、そのすべてを再投資に回すことも可能です。

【魅力⑥】配当金は家族や子孫に引き継ぐことができる
配当金は「権利収入」です。
株の所有者が亡くなったとしても妻や子供がその権利を引き継ぐことができます。
家族の今後の生活を支えるための、大きな安心材料となります。

配当株投資の効率的な進め方

配当株投資を始めるためには、証券会社などに自分の口座を開きます。
株を買って保有すれば、その企業の「株主」となり、保有株数に応じた配当金を受け取ることができるようになります。
その企業が利益を上げ続ければ、配当金が「増配」されることがあります。
逆に業績が悪化していれば「減配」や「無配」となることもあります。
増配を得ていくためには、どの企業を投資先に選ぶかが重要なポイントとなります。

配当株投資を進めるための3ステップ

【STEP1】初期投資「100万円」で株を買ってみる
まずは始めてみることが最も大切なことです。
配当株投資は、5万円でも10万円でも自分の無理のない金額でコツコツと始めることができます。
ですが、投資金額が少ないと配当金も少なくモチベーションを保ちにくいという面があります。
そのため「初期投資100万円」から始めることをおすすめします。
そうすれば、現在の株式市場の状況であれば、最初の年に2 ~ 3万円の配当金が得られる可能性があります。
(「非課税枠」をフル活用する方法については、本書にてご確認ください。)

【STEP2】年間12万円(1カ月あたり1万円)の配当金を目指す
第2ステップに到達するためには、投資金額が300万円から400万円くらいになっている必要があります。
例えば、月々の給料から2万円を投資に回し、年2回のボーナスから5万円ずつ投資することを10年続けた場合、総額は340万円になります。
このとおり、第2ステップに無理なく到達するためには、10年近くの時間をかける覚悟が必要です。
ある程度の金額がまとまってから株を買うよりも、細かく買い進めた方が早く目標に到達できる可能性があります。

【STEP3】投資金額が1000万円を超えると、成長スピードが急加速する
自己資金からの「追加投資」、配当金からの「再投資」、企業による「増配」。
この3つをエンジンにして着実に配当株投資を続けていれば、投資金額が1000万円の大台を突破する日がやってきます。
こうなれば配当金は30万円から40万円に達していると思います。
さらに「追加投資」「再投資」「増配」を続けることができれば、成長スピードが一気に加速します。
この第3ステップに到達すると、これまでとはまったく違う風景に出会うことができます。

一生持ち続けることができる王道の配当銘柄

配当株投資の対象に相応しい企業を選ぶ際の「基準」を紹介します。
まず、注目したいのが、「参入障壁が高い企業」です。
参入障壁には、大きく分けて3つの要因があります。

  • 既存企業に優位性(規模の経済性、ブランド力、技術力)がある
  • 法律的な規制がある
  • 著しく商品の差別化が図られている

参入障壁が高い業界の既存企業は、他の企業の参入が難しいため、毎年しっかりと利益を出しているということになります。
参入障壁の高い業界の代表格は、次の4業種です。

  1. 銀行・金融
  2. 商社
  3. 保険
  4. 通信キャリア

この4業種の中から、最も利益を上げている企業を選べばいいのです。

配当株投資に相応しい企業選び
企業選びには、各企業の稼ぐチカラや基礎体力を推し量るための情報が必要です。
株式情報サイト「IR BANK」は、企業の長期的な業績がわかるためオススメです。

読んだ感想

『配当株投資を進めるための3ステップ』の『【STEP1】初期投資「100万円」で株を買ってみる』に書かれている「100万円」について、難しいと思う人もいると思います。
ただ、この金額は配当金の少なさからやる気をなくさないためのものです。
モチベーションを保てるなら、もっと少ない金額の初期投資でも良いと思います。
原資の少なさは、より多くの時間をかけて「追加投資」「再投資」「増配」を続けることでカバーできます。

最近、時間の貴重さをとても感じるようになりました。
投資に限らず、何事においても早く始めることは、大きなアドバンテージだと思います。

この記事の冒頭でも書きましたが、自分の身は自分で守るしかない世の中です。
投資に興味が無かったとしても、本書を是非読んでみて欲しいと思います。
自分の身を守る知識を得ることは、けっして無駄にはなりません。
若い人には、特に読んで欲しいです。
この記事を読んでくれているあなたが、例え「自分は若くない」と思ったとしても「今日がこれからの人生で一番若い日」です。

本書は『「有望株」を探し出す6つの視点』や『著者が注目する15銘柄の「今後」を診断!』等、非常に有益な情報が初心者にわかりやすく掲載されています。
私はインデックスファンドに投資している他、優待目的の株をいくつか保有していますが、本書を読んで配当株投資も良いなと思って真剣に考えているところです。

老後の資金に心配が無い人や株式投資の知識に自信がある人以外のすべての人に、本書をオススメしたいと思います。

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