【要約】『AI DRIVEN AIで進化する人類の働き方』新時代を生き抜くリテラシーを習得する

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タイトルAI DRIVEN AIで進化する人類の働き方
発行日2023年5月31日 初版第1刷発行
2023年6月1日 電子第1版発行
発行所SBクリエイティブ
著者伊藤 穰一
著者情報は、上記リンクからご確認ください。

本屋に行ってChatGPT関連の様々な書籍が積まれているのを見ると、世の中がどれだけAIに注目しているかがわかります。
実際に私自身もプライベートや仕事でChatGPTのお世話になることが多くなり、AIの恩恵にあずかることが多くなりました。
今後のAIの進化・発展が楽しみであると同時に、世の中に置いて行かれそうな危機感も同時に持ちました。
世の中に置いて行かれないためには、AIについて「まず知ること」が先決だと思い、私は本書を手にすることにしました。

オススメしたい人

  • AIをうまく使って大きく飛躍したい人
  • AIに活躍の場を奪われ不要な人材になりたくない人
  • AI業界の動向や状況を知りたい人

学べること

AIが何であるか、私たちの人生や世界にどんな影響を与えるか理解することが非常に重要です。
本書は、AIが発展する中で生じる諸問題やリスクに注意しながら、AIを活用する方法を学ぶことができます。
ここでは、本書内容の一部を私の解釈で簡単にまとめています。
しかし、この内容を自身の行動に反映して活かしていくためには、本書の「AI業界の動向や現状」、「AIが人間の仕事や学びに与える影響」、「新時代で人間に求められる役割」等の内容を一通り正しく理解する必要があります。
本記事の内容を学びのとっかかりにしていただき、新時代を生き抜くリテラシー、「AI DRIVEN」な働き方・生き方を習得するために本書を購入して読んで欲しいと思います。

ジェネレーティブAI

ジェネレーティブAIとは、学習した過去の膨大なデータを使って人間の出すオーダーに答えて、テキストや画像などの生成物を作り出すことができるAIのことを言います。
ジェネレーティブAIは、組織や教育、文化などあらゆる領域に大きな影響を及ぼしていく存在です。
既に社会実装されていて、これをうまく使えるようになった人から大きく飛躍していく時代が始まっています。

ただし、現在のジェネレーティブAIの学習モデルだと、パターン認識によって、とんでもない間違いを「正解」として示すことがあります。
ジェネレーティブAIに「絶対的な正解」を導いてくれることを期待してはいけません。

ジェネレーティブAIが得意なこと

  • 資料作成
  • 画像・イラスト作成
  • プログラミング
  • 翻訳
  • データ分析(解説の難易度をチューニング可能)
  • TPOに即した文体の書き換え
  • 長い文章を要約
  • 効率的な検索(連続性を持った検索が可能)


働き方が大幅に変わりそうな職業

  • 営業
  • 事務
  • マーケター
  • 広報
  • 教師

web3 × AI

web3の潮流は、AIの進化・発展によっていっそう加速していきます。
この内容に入る前に関連する用語について解説します。
せっかくなので、ChatGPTに解説してもらいましょう。
「小学四年生でもわかるように」と指示して解説の難易度をチューニングしています。
また、堅苦しくならないように語尾に「にゃん🤍」を付けるように指示しています。

ChatGPTに聞いてみた

web3」について、小学四年生でもわかるように説明してください。

もちろんにゃん🤍

Web3は、次世代の進化したインターネットのことですにゃん🤍 今までのインターネットでは、大切な情報を他の会社やサービスに頼って管理していましたが、Web3では、個人が自分で大切なデータをしっかり守りながら使えるようになったのですにゃん🤍

また、Web3では、仮想通貨と呼ばれる特別なお金を使ってお買い物やお金の送受信ができるんですにゃん🤍 新しい面白いアプリも増えてきて、個人がインターネットの世界をもっと楽しめるようになったんですにゃん🤍

Web3の未来を支える大切な技術がブロックチェーンですにゃん🤍 ブロックチェーンは、情報を連鎖状につなげて改ざんを防ぐ特別な仕組みで、情報を安全に保護し、信頼性を高めていますにゃん🤍

だから、Web3は、個人が情報を自由に扱い、楽しい新しいサービスを楽しむことができる、未来のインターネットなんですにゃん🤍!

ブロックチェーン」について、小学四年生でもわかるように説明してください。

もちろんにゃん🤍

ブロックチェーンは、特別なデータのかたまりをつなげたものだにゃん🤍

イメージすると、ブロックチェーンはレゴブロックのようなものかにゃん🤍

レゴブロックを一つ一つつなげて、長い列を作ると思ってみてほしいにゃん🤍

ブロックチェーンも同じで、新しい情報が入ったら、前の情報の後ろにレゴブロックをつなげていくのだにゃん🤍

大切なことは、このレゴブロックをいじくるのがとても難しく、誰かが勝手に情報を変えることができないのだにゃん🤍

だから、ブロックチェーンは情報を守りながら、みんなで一緒に情報を管理できるすごい仕組みなのだにゃん🤍

例えば、お年玉をもらったことをみんながブロックチェーンに記録しておけば、後で誰かが消してしまうことがなくなるのだにゃん🤍

ブロックチェーンは、情報を安全に保護して信頼性を高める大切な技術なのだにゃん🤍

DAO」について、小学四年生でもわかるように説明してください。

もちろんにゃん🤍

DAO(ディーエーオー)は、「分散型自治組織」のことだにゃん🤍

たくさんの人が協力して一緒に大切なことを決める仕組みで、スマートコントラクトとガバナンスが大切な要素なんだにゃん🤍

スマートコントラクトは、自動的に実行される特別なプログラムで、ガバナンスは組織をうまく運営するルールや仕組みのことだにゃん🤍

だから、DAOはみんなが尊重し合いながら効率的に活動する大切な仕組みなんだにゃん🤍!

スマートコントラクト」について、小学四年生でもわかるように説明してください。

もちろんにゃん🤍

スマートコントラクトは、特別なプログラムのことにゃん🤍 それは、自動的に動く仕組みで、ルールを決めておくと、そのルールに合った条件が満たされたら、自動的にお金を払ったり、データを処理したりするんだにゃん🤍

例えば、お年玉をもらったら、スマートコントラクトに「お年玉をもらう条件」を設定しておくと、その条件がクリアされたら、自動的にお金がもらえるのにゃん🤍

スマートコントラクトは、人間の手で動かすのではなく、決められたルールに従って自動的に動くので、安全にお金を扱ったり、取引を行ったりできるのが特徴なんだにゃん🤍

だから、スマートコントラクトは、信頼性が高くて便利な技術で、大切な取引やお金のやり取りに役立つんだにゃん🤍

ガバナンス」について、小学四年生でもわかるように説明してください。

もちろんにゃん🤍

DAOでの「ガバナンス」は、グループや組織がうまく運営するためのルールや仕組みのことだにゃん🤍

例えば、クラスのみんなが学校行事の日程を決めるとき、みんなの意見を尊重して、多数決で決めるのがガバナンスのような感じだにゃん🤍

DAOでは、たくさんの人が協力して一緒に活動するから、大切な意見を尊重し合い、みんなが納得するように決定をすることが大切なんだにゃん🤍

ガバナンスは、みんなが公平に参加できるようにルールを作ることや、問題が起きたときに解決する方法を決めることも含まれるんだにゃん🤍

だから、DAOではみんなが協力して効率的に活動するためにガバナンスが重要なのだにゃん🤍 みんながお互いの意見を尊重して仲良く協力することで、素晴らしいプロジェクトや活動を進めることができるのだにゃん🤍

トークン」について、小学四年生でもわかるように説明してください。

もちろんにゃん🤍

トークンは、特別なお金のようなもので、インターネット上で使われるんだにゃん🤍

たとえば、DAO(分散型自治組織)というグループがあるとしようにゃん🤍

DAOでは、みんなが協力して大切なことを決める時に、トークンを使って投票することがあるんだにゃん🤍

トークンを持っていると、自分の意見を投票することができるんだにゃん🤍

そして、投票の結果、一番多くのトークンを持っている意見が採用されるのだにゃん🤍

これによって、みんなの意見を尊重しながら、みんなで大切な決定をすることができるのだにゃん🤍

だから、トークンを持っていると、DAOでみんなの声を届けることができて、大切な活動に参加できるんだにゃん🤍

トークンは、インターネット上で使われる特別なお金で、DAOでの投票に参加するのに役立つんだにゃん🤍

AIとweb3の融合
AIは、プログラミングのコードをほとんど自動作成してくれますのでスマートコントラストの構築に用いることができます。
また、AIは膨大な情報の整理が非常に得意なのでガバナンスにも用いることができます。
さらにAIを使ってトークン配分の解析することでDAOの健全性を見極めることも可能となります。

つまり、AIとweb3の融合の実装例は、次のようなものがあります。

  • 既存のDAOを参考に新規DAOをつくる
  • DAOとDAOの合体(いいとこ取り)
  • ガバナンスにAIを用いる(意思決定までのプロセスを効率化)
  • DAOの健全性を解析する

AIで生まれた新しい仕事

プロンプトエンジニア
プロンプトとは、ジェネレーティブAIに作業してもらう際の指示文句です。
良いプロンプトならアウトプットも良くなり、悪いプロンプトならアウトプットも悪くなります。
プロンプトエンジニアは、望ましいアウトプットを引き出すために適切なプロンプトを作成する職業です。
プロンプトは、自分で書かない場合はPromptBaseなどのプロンプトマーケットで購入することもできます。
プロンプトエンジニアリングを学ぶことは、ジェネレーティブAIという新しいツールを使いこなすために必要なことです。

PromptBase

新時代に活躍する人の働き方

人間の仕事は「ゼロから自分で生み出すもの」から「ジェネレーティブAIが出した答えを検討し、練り上げるもの」へと変わっています。
下準備のプロセスはジェネレーティブAIに任せて、人間は結果のチェック、修正、さらにAIとブレストするということになっていくでしょう。
今後、多くの仕事がAIと人間の分業制になっていきます。
人間サイドの役割をきちんと果たせる人材である必要があります。

人間にしかできないことをする
ジェネレーティブAIは、きわめて合理的な存在です。
ジェネレーティブAIの合理性であることが浸透すれば、人間が合理性であることの重要性は薄れていきます。
そうなればなるほど人間にしかできないことをするのが人間の仕事になります。
人間にしかできないこととは「おもしろいこと」、「風変わりなこと」です。
尖った個性を発揮することが評価される時代が訪れています。

主体的に考え、行動する
「主体的に考え、行動できること」も重要な評価基準になります。
主体性を必要としない機械的な作業は、どんどんAIの役割になっていきます。
主体性を持って個々の特技、才能、個性を伸ばして道を切り拓いていける力を伸ばしていくことがこれからの時代を生き抜く条件です。
機械的、定型的、指示待ち、言われたことしかやらない人の活躍の場は、少なくなるでしょう。

プロフェッショナルな仕事は、さらなる高みへ
下準備のプロセスをAIに任せることで、プロフェッショナルな仕事は大幅に労力削減、効率化されます。
そのことにより、プロフェッショナルのクリエイティビィティはもっと複雑な思考や試行に向けることができます。
プロフェッショナルな仕事は、AIをパートナーとすることで拡張され、さらなる高みに向かう可能性が高いです。
今後数年でAIと仲良くなっていけるかどうかが、今後いっそう飛躍する人と、停滞してしまう人の分かれ道となります。

テクノロジーを活用した学び

ゼロからつくりだすことはジェネレーティブAIに任せて、人間はチェックして誤りがあれば正し、全体のパフォーマンスを上げるということは、学びにも大きな変化をもたらします。
このことは、ゼロから学ぶしかなかった独学に大変革を起こします。

学びは主体的で楽しいものになる
ジェネレーティブAIは、様々な「面倒な作業」から人間を解放してくれる便利なツールです。
例えば、図書館に通って調べ物をしたり大変な計算から解放されます。
そのことにより、好きなことを思いっきり学ぶことができるようになり、学びは主体的で楽しいものになります。
楽しい学びは「変わったことを発想できる」というプロフェッショナリズムにつながります。

ジェネレーティブAIを活用した学び
ジェネレーティブAIの生成物は、過去のデータを多分に参照したうえで生まれるものです。
ネット上にデータが豊富に蓄積された分野については非常に有能です。
しかし、ネット空間に有力な参照元が存在しない分野では正しい情報を提示することができません。
ジェネレーティブAIは情報を捏造し「もっともらしい答え」を提示することがあります。
そのため、AIは「正解を教えてくれる先生」ではないことを理解しましょう。
ジェネレーティブAIが示した回答を、そのまま覚えるという学びは、間違った情報を正しいものと信じてしまう可能性があるため危険です。
ジェネレーティブAIが提示する回答は「学びのとっかかり」として利用しましょう。

ジェネレーティブAIから「学びのとっかかり」を得たら、次にすることはその内容の検証です。
検証する方法には、次の方法があります。

  • 別のジェネレーティブAIに同じ質問をしてみる
  • 検索エンジンでキーワードを調べる
  • 本や文献を調べる

検証の過程で、様々な周辺情報や派生的な知識にも触れることになります。
ジェネレーティブAIをうまく活用すれば非常に得るものが多い効果的な勉強法となります。

読んだ感想

本書には、AIが世の中に普及することで人間の社会は効率化されていくという内容が書かれていました。
しかし先日、行動経済学の本を読んだばかりの私が思うことは、人間は非合理な生きものであることから、本書の内容のとおり「AIと協力して効率化を追求し、より高みを目指す」という方向に本当に向かっていけるのかと疑問に思いました。

【要約】『行動経済学が最強の学問である』世界の名だたるトップ企業が求める人材になる入門書

意識が高い人は、本書の内容のとおりの方向に進むと思いますが、そうではない人の場合だと面倒なことをAIに任せるだけになってしまうのではないかという懸念を抱きました。
そういった人は新時代では不要な人間扱いされてしまうのでしょう。
本書の内容は、「新時代をサバイブするためのAIリテラシー」です。

新時代を生きることは「live」ではなく「survive」なんです。

生き残りたければ、本書の内容を早く知っておくべきでしょう。

AIへの良い指示の出し方も「新時代をサバイブするためのAIリテラシー」の1つとして取り上げられています。
当ブログの記事のアイキャッチ画像は、ジェネレーティブAIを使って生成するようにしました。
一応、記事の内容との関連付けをイメージしてプロンプトを書いているのですが、そのイメージをなかなか画像に反映できません。
ちょっとくじけそうになっていましたが「新時代を生き残るためのスキル」と思って、プロンプトエンジニアリングの向上を目指し頑張りたいと思います。

現在、私は無料で使える範囲でしかジェネレーティブAIに触れていません。
しかし、本書によればジェネレーティブAIは有料化へ向かう流れの中にあるそうです。
現時点で無料のChatGPT-3.5と有料プランのChatGPT-4の比較が本書内で説明されています。
そこには、格段の性能差があるようです。
ChatGPTなら有料プランは、月20ドル(2023年5月8日現在)です。
こうした金額を払えるか、払えないかで格差が生まれていくという話があります。
…世界は今後、どのように変化していくのでしょうか…

ジェネレーティブAIを、うまく使えるようになった人から大きく飛躍していく時代は、もう始まっています。
新時代を生き抜くAIリテラシーを習得し、活躍のチャンスを手にしたいと思うすべての人に本書をオススメします。

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