イントロダクション
タイトル | : | アソビジネス大全 遊び+ビジネスで人生が変わる |
発行日 | : | 2023年11月23日 初版第2刷発行 2024年1月13日 電子書籍版発行 |
発行所 | : | 自由国民社 |
著者 | : | 潮凪 洋介 |
著者情報は、上記リンクからご確認ください。 |
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「アソビ大全」かな?
本書のタイトルを見たとき、Nintendo Switch 「世界のアソビ大全51」を連想しました。
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現在の仕事もゲームくらい楽しかったら良いのに。
そう思っても、それはどうやったって無理というものです。
仕事に遊び心を少し反映させる余地もありません。
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本書を読めば、仕事を楽しいものに変えられるかも?
そう思い、本書を手にすることにしました。
オススメしたい人
- やりたいことが見つからない人
- 好きなことがわからない人
- もっと自分らしく生きたい人
- もっと楽しくお金を稼ぎたい人
学べること
本著は「やりたいことを具現化する本」です。
そのために重要な「アソビジネス」について学んでいきます。
ここでは、本書の内容の一部について、私の解釈で簡単にまとめています。
人間、遊ばなきゃダメ
いつか必ず私たちは死にます。
会社員として働き、現在の生活を続けた場合、今際の際に何を思うか想像してみてください。
- 走馬灯を見て“歓喜感動”できるか?
- “後悔の念”を抱いてこの世を去るか?
もし、後者だと思う人は、自分を殺して会社の仕事を嫌々やっているのではないでしょうか。
おそらく、誰もが走馬灯を見て歓喜感動しながら、あの世に行きたいはずです。
そのためには、自分の人生を取り戻さなければなりません。
「サードプレイス」と「アソビジネス」があれば何も心配はいりません。
「アソビジネス」とは
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そもそも「アソビジネス」とは、何なのでしょうか?
アソビジネスとは、「アソビ」と「ビジネス」を掛け合わせた言葉です。
アソビ + ビジネス = アソビジネス
本書は、「やりたいことを具現化する本」だと上述しました。
そのために、なぜ「アソビ」を「ビジネス」にする必要があるのかを説明していきます。
「アソビ」を「ビジネス」にする理由
「遊ぶ」とは、深層心理に眠っていた「本当に好きなこと」に気づくことができる行為です。
「本当に好きなこと」にまだ気づくことができていない場合は、五感を解放し、まずはしっかり遊びましょう。
好きなことであれば、勝手に没頭できてしまいます。
集中力が高い状態で、長時間稼働し「成果」が出やすくなるのです。
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「好きこそ物の上手なれ」と言いますよね。
好きなことなら上達して「得意」になるのも早いです。
また、ビジネスとは資本主義社会において最強の自己表現方法です。
「好きで得意なこと」ならば、ビジネスを最も高いエネルギーで形作ることができます。
つまり、それが「アソビジネス」なのです。
アソビジネスは、いつもワクワク、ドキドキしながら1秒1秒を過ごすことができます。
「好きなこと」の見つけ方
今の日本社会は「好きなこと」がはっきりせず、人生探しを続ける人のオンパレードです。
ですから「好きなこと」がなくても「自分はダメな人間だ」などと思わないでください。
そして、「好きなこと」を見つけることを気負いすぎないでください。
それでは「こじつけ」になってしまい、見つかったものが「本当に好きなこと」ではない可能性があります。
最初は、「好きなことを見つけてイキイキ生きたい!」と思うだけでいいのです。
まずは、「好きで得意でやりたいこと」で輝いている人の話に様々な媒体で触れてください。
理論的すぎる自己分析より、素直に「感情を動かす」ことから始めていくことが大切です。
「得意なこと」の見つけ方
得意探しをする際に、「過去体験」からヒントを探すことが一般的です。
しかし、これには問題があります。
過去体験が乏しい人は選択肢不足のため、そこから「得意なこと」を断定するのは危険です。
そのため、しっかり「未来体験」をしてください。
これからあなたが体験することの中から「得意なこと」を見つける必要があるのです。
さまざまな体験をしながら胸躍る得意分野との出会いを目指しましょう。
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「好き」と「得意」を「自分の中」に求めるのではなく「自分の外」に探しに行くということですね。
アソビジネスとは、起業しないとできないものではありません。
むしろ本業があってのアソビジネスです。
アソビジネスで稼げなくても本業で稼げていれば生活に支障ありません。
本業を「ライスワーク(生活するためのお金を稼ぐ仕事)」と割り切って、アソビジネスで存分に自分らしさを表現し、楽しみましょう。
「サードプレイス」とは
「サードプレイス」とは、会社でもない、家でもない第3の場所・時間のことをいいます。
なぜ、このサードプレイスがアソビジネスに必要なのかについて説明します。
「好きなこと」や「得意なこと」は、「自分の外」に求めると上述しました。
探すために視点を置く場所が「サードプレイス」なのです。
「サードプレイス」の見つけ方
「サードプレイスがない!」という人は、会社と家の往復ばかりだったりします。
会社と家の間に「サードプレイス」はないでしょうか。
たとえば、ジム、サークル、サロン、コミュニティ、社会人スクールなどです。
足を運ぶ前に楽しい想像をしてみてください。
自分がどんなサードプレイスに浸っていたいかを考えてみましょう。
たとえば、「小さなバーで常連客とゆるくつながりたい」などです。
サードプレイスでは、大人の友人を自然とつくることができます。
アソビジネスで「好き」で「得意なこと」に没頭すると、人はどんどん魅力的になっていきます。
良質な出会いもどんどん引き寄せて、多くの人を魅了することで楽しい時間を過ごすことができます。
補足
※ 本書掲載外の内容です。
本ブログは「内向的な人のための読書ガイド」です。
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正直、本書に掲載されるサードプレイスの例は、陽キャ全開なものが多い気がします。
内向的な私は「この本、合わないかも…」と思ってしまいました。
しかし、「サードプレイスは物理的に別の場所でなくてよい」と考え直すことにしました。
私は、次の本の内容を参考にしてサードプレイスをつくりたいと思います。
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私は、自宅で1人で過ごす時間がないと次の日を耐えることができません。
外向的な人にはハマる内容なのかもしれません。
「好き」で「得意」をアソビジネスにする
「好きなこと」「得意なこと」が見つかったら、ゼロからアソビジネスを育てていきましょう。
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アソビジネスを育てましょう。
イチから……いいえ、ゼロから!
アソビジネスは、お金のためだけに行うものではなく「幸せになるために行うビジネス」です。
「ビジネス」の見つけ方
アソビジネスにするために「好き × 得意 × ビジネス」で、自分が何屋さんかを考えます。
「お金をもらわなくてもやりたい!」――それがアソビジネスとして選ぶ対象です。
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でも、稼げないより稼げた方がいいですよね。
稼ぐためには、「キャッシュポイント」をつくれなければなりません。
たとえば、ゲームをプレイすることが好きな人がいたとします。
その人が自らの体験からゲームが得意だと自覚した場合、Youtuberというビジネスと組み合わせてゲーム実況者になるようなものです。
選択するビジネス候補を見つけるために、まずは世の中に存在する職業を知る必要があります。
「検索エンジン」で”職業一覧”と検索してみましょう。
表示される職業は、消費者が「お金を払う習慣」が既にある産業です。
世の中に既に存在するビジネスと合体させましょう。
また、そのビジネスは「好き」と「得意」を加速させるものを選択するべきです。
それは、「今までになかった異色のビジネス」となるでしょう。
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本書には「やりたいこと」で大繁盛させるためのアソビジネス構築法も掲載されています。
読んだ感想
本書を読んで良かったことは、自分の能力の範囲に縛られず、純粋に自分が本当に好きなことについて考えることができる機会を得られたことです。
「何か新しいことを始めたい」と考える際、自分の能力の範囲で考えてしまうため、いつも袋小路にはまり思考がストップしてしまいます。
いったん、すべてをリセットして考えると道が無限に広がったような気分を味わうことができます。
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まぁ、その時だけですが。
そこからアソビジネスをつくるまでのステップがなかなかの難しさです。
好きなこと、得意なこと、さらに組み合わせ可能なビジネスを探すとなると、経験と試行錯誤のために相当の時間を要しそうです。
まずは、自分の本当に好きなことを探す必要があります。
私は、社会人になってから、新たに自分の好きなことを発見しようとしてこなかった気がします。
「自分の好きなことは何か?」ということを考えながら生きることは、楽しいかもしれません。
私の場合、読書にそのヒントを求めていくことになりそうです。
また、サードプレイス探しは、内向的な性格の人にはハードルが高そうです。
しかし、SNS等のオンラインツールを活用すれば自宅にいながらできると思います。
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好きなことを見つけてイキイキ生きたい!
そう思う人には、是非オススメしたい一冊です。