【要約】セルフ・トランサーフィン 上 本当の自分が目覚める現実創造メソッド

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自己理解・自己啓発

はじめに:望む自分として生きられない人へ

不幸なことは、自分の意思とは関係ないところからやってくる。
それなのに、幸運は自分が何かしなければ得られない。

そう思っているとしたら、それは勘違いだ。
あなたが自分の人生を生きていないからそう思っているだけだ。
幸運は何もしなくても手に入れられる。

思考はコントロールできる。
思考をコントロールすることで、現実をコントロールできるようになる。

人生の何もかもが、夢を見ているようなものだ。
悪夢に悩まされているなら、目覚めるといい。

難しいと決めつけるから、難しくなる。
簡単だと決めてかかれば、簡単になるのだ。

書籍の基本情報

タイトルセルフ・トランサーフィン 上 本当の自分が目覚める現実創造メソッド
発行日2026年4月3日  初版第1刷発行
2026年4月15日 電子第1版発行
著者ヴァジム・ゼランド
発行所SBクリエイティブ
詳細セルフ・トランサーフィン 上 本当の自分が目覚める現実創造メソッド

主要なポイント・学び

2020年12月22日、人類は新時代を迎えた。
暗黒の時代である魚座の時代から、希望に満ちた水瓶座の時代に入れ替わった。
人類は新たな現実への移行を経験しているところだ。

移行の只中にある今日、目覚めながら夢を見ている状態は、深刻度を増している。
このような状況では、現実を構築するのは、本人の意図というよりも、本人の状態が重要だ。
目覚めながら夢を見ている状態を管理する能力よりも、自分の状態をコントロールする能力のほうが、より求められる。

つまり、これまでは「リアリティ・トランサーフィン」をする必要があった。
これからは、むしろ「セルフ・トランサーフィン」をする必要がある。

新たな境地

幼かった頃、世界のあらゆるものに手が届くように思えたはずだ。
それがあなた自身だった。

しかしその後、すべてが変わった。
失敗を経験するたびに、世界は意のままにならないものだと思い知らされた。

だが、それは違う。
それは「思い込み」だ。
ネガティブな思考に屈しては、「思い込み」を深めてしまう。

ポジティブな思考に切り替えなければならない。
なぜなら、考えてることが現実になるからだ。

しかし、この原則を知っているだけでは役に立たない。
沈鬱、鬱屈、不安、抑圧感、無力感など、あらゆるネガティブな体験は、あなたを眠りに導く。
起きていながらにして夢を見ているのだ。
あなたは映画の登場人物となり、自分の思いどおりに行動できない。
台本の言いなりだ。

夢の中では、どんな知識を持っていても無意味だ。
あなたは、目覚め、本来の自分を取り戻す必要がある。

目覚めるために、絶えずこう自問しよう。

「私はいま何か思い込んでいないだろうか?」

ネガティブな体験があっても、すぐに行動に没入してはならない。
自分の意識が、どこに向いているかに注意し、それをコントロールする。
そのために、「目覚めのトリガー」を使うのだ。

あらゆるネガティブな体験が、目覚めのトリガーとなり得る。
前述のとおり、ネガティブな体験はあなたを眠りに導く。
これを逆に、目覚めのトリガーに変えるのだ。

目覚めの段階には、4つの段階がある。

  1. 目覚めのトリガーに対する反応。意識の向く先をコントロールする。
  2. 自問する。自分は、どこにいて、何をしているのか?
  3. いま起こっていることを当然のこととして受けれない。
  4. 三つ編みを起動し、意図を宣言する。現実を創る。

習慣は、トレーニングを重ねることでしか身につかない。
朝、目が覚めたらすぐに、次のように決意を固めよう。

「今日も一日中、自分と自分の身の回りの現実を観察し、自問する」

山など存在しない

トランサーフィンを理解して、なすべきことをなせば、当然の報酬を得られる。
もちろん、すべてがすぐに手に入るわけではない。
まずはそこに辿り着かなければならない。

あなたの目標達成への道のりには、立ちはだかるものがある。
それが「戦い」だ。

戦いとは、次のようなものだ。

  • 容易く手に入るものなど何もない
  • 誰もが十分に得ることはできない
  • 必死に働かなければならない
  • ポジションはすでに埋まっている
  • 自分は無能で価値がない

目標達成を阻んでいる戦い(障壁)は、その目標の重要性に根ざしている。

  • 失敗に対する恐怖
  • 自分には達成困難だという考え

そうやって人は、自ら山をでっちあげる。
しかし、その山はあなたの頭の中にあるだけだ。

「山など存在しない」という思考形態を取らなければならない。
意図が実現するのに時間がかかっているのなら、おそらく高い山を描いている。
山を全力で登るのではなく、山を取り除くのだ。
そうすれば心穏やかに平原を歩いて、欲しいものを手に入れることができる。

欲望の見直し

「なぜ思いどおりにならないのか?」

その答えは、あなたが台本どおりに動いているからだ。
その事実に気づいていないからだ。

あなたは、自分の道を歩いていると思っている。
だが、それはただの錯覚だ。

あなたは同じ映画の台本にいつまでも支配され続けている。
古い習慣を書き換えるためには、こう自問しなければならない。

「自分が欲しいと思っているものは、本当にすべて、自分が望んでいるものだろうか?」

もし、欲望が自分自身のものでなければ、不快感の原因になる。
せっかく買ったのだからと履き心地の悪い靴をいつまでも履いているようなものだ。
自分を支配しているものに対し、意識的に注意を払うことが必要だ。

本当に自分の欲望なのか、それとも外から押し付けられたものなのか。
それを見極めるシンプルな基準がある。

「それが私を支配しているか、それとも、私がそれを支配しているか」

自問することで、すぐに感じることができるだろう。

幸福の調整

あなたの抑圧的な状態の根本原因は、2つある。

  1. 外から押し付けられた台本に支配されている
  2. ささやかな物事を楽しまず、当然のことのように捉えている

大切なことは、幸せをもたらすものを探すことだ。
家の中を見渡してみよう。
あなたは、かつて手に入れた物たちに囲まれている。
それらはかつて、あなたに至福の一時や喜びをもたらしてくれたはずだ。

「どのように手に入れた?」
「どのように役に立った?」

1つひとつの品物から感じた喜びや満足感をもう一度感じてみよう。

そうやって至福の瞬間を捉え直し、長続きさせよう。
これは、一種の喜びのコントロールだ。
喜びを体験したいなら、それに意識を向けるだけで良いのだ。

家や仕事や愛する人など。
残念ながら私たちは、普段から慣れ親しんでいるものを失った時に初めて、その真価を理解する。
失ってしまったらどうなるかを想像することで、手にしていることの素晴らしさが理解できる。
たとえ不幸に感じていても、それでも、あなたは幸せなのだ。

三つ編みの効果がない時

次の4つに該当する場合は、三つ編みは機能しない。

  1. すでに発生してしまったことを変えようとしている
  2. 多くの人々によって形作られる共有現実を変えようとしている
  3. ゴールのコマではなく、台本をコントロールしようとしている
  4. 特定人物の行動をコントロールしようとしている

すでに発生してしまったことを変えようとしている

物理的に起きてしまったことを変えるには、莫大なエネルギーが必要だ。

例えば、あなたは欲しい商品があって、もう店の近くまで来ている。
欲しい商品を購入するゴールのコマを構築したとする。
しかし、店には在庫がない。
新たな商品の入荷には、時間がかかる。

創ることができるのは、近づいてくる未来だけだ。

多くの人々によって形作られる共有現実を変えようとしている

あなた一人だけで、戦争を止めることはできない。
それは、あなただけに関わっている現実ではないからだ。

同様に、宝くじ、カジノ、株式市場などに関しては、うまく機能しない。
そこは、あなた個人が歩む小道ではなく、大勢の人々が行き交う大通りだ。
隊列を組んで行進しているうちは、ほとんど何事も達成できない。

ゴールのコマではなく、台本をコントロールしようとしている

台本があなたに従うことはない。
台本があなたを従わせているのだ。

台本とは、一連の出来事。
ゴールのコマとは、個々の出来事。
だから、台本を創ることより、ゴールのコマを設定するほうが簡単だ。
そのほうが、あなたに良い結果をもたらしてくれるだろう。

特定人物の行動をコントロールしようとしている

人間は誰しも、自分向けの台本に従って動いている。
それは、撮影済みの映画の登場人物の行動を変えようとするくらい無駄なことだ。

しかし、相手を必要とする出来事を、相手を特定せずに作ることは可能だ。
自分に対する人々の態度全般をコントロールすることも可能だ。

感想

「山など存在しない」

この本を読んでから、この言葉を呪文のように唱えている。
困難に立ち向かう時、恐怖心を和らげてくれる。
成功することによる環境の変化に対して、立ち向かう勇気すら不要だと思わせてくれる。
思い通りになることばかりではない。
むしろ、予想外なことばかり起きる。
そのたびに、呪文を唱える。

「山など存在しない」

そうして、平原を歩くように、ただ実行する。
そして終わってみれば、「山など存在しなかった」と思うのだ。

これは、目覚めのトリガーとして機能する。

「その山は本当に存在するのか?」
「頭の中にあるだけではないのか?」

ネガティブな思考に心が没入しそうなとき、ほんの一瞬、浮かび上がらせてくれる。
それは、意識の向く先をコントロールしようと動き出すためには十分な時間だ。

考えてることが現実になる。
ポジティブな思考に切り替えなければならない。
すぐにゴールのコマを構築するのだ。

セルフが整うからこそ、リアリティ・トランサーフィンが本来の形で機能する。
リアリティ・トランサーフィンを実践することで、セルフが洗練されていく。

自己理解・自己啓発
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